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処方される薬

kage

2013/04/22 (Mon)

みなさんへ
飼主さんがよく驚かれることですが、犬や猫に処方される薬はそのほとんどがヒト用のものです。 
代表的な例をいくつか挙げます。 
胃酸を抑えて吐き気を止める薬・・・ガスター(テレビCMでおなじみ)。 
下痢を抑える薬・・・フェロベリン。 
整腸剤・・・ビオフェルミン(ご家庭にあることが多い)。 
抗生物質・・・パセトシン(獣医療で広く使われる)。 
抗生物質・・・ラリキシン(皮膚炎でよく使われる)。 
副腎皮質ホルモン剤・・・プレドニゾロン。 
止血剤・・・トラネキサム酸。 
鎮痛剤・・・ボルタレン。 
下剤・・・アジャスタA。 
外用薬(ぬり薬)・・・リンデロン(人間の皮膚炎でよく使われる)。 
目薬・・・ファルキサシン(抗生物質)。 
目薬・・・ヒアレイン(角膜修復)。 
その他、点滴液、いろんな抗がん剤もほとんどが人間用と同じです。 
獣医師がこれらを仕入れる値段は薬価程度です。 
薬価についてはインターネットで検索すればすぐに分かります。 
私たちが悩むのは飼主さんへの売値です。 
例えば上記のパセトシン。 
薬価は11円と決められています。 
それを9倍して100円とするか、5倍して50円とするか、80円とするか・・・。 
自分で決めなければなりません。 
私は50円にしています。 
では他のすべての薬も5倍にすれば簡単でいいのですが、そう簡単にいきません。 
例えば犬の慢性心不全によく使われるフォルテコール5mg錠。 
この仕入れ値は98円。 
5倍にすると500円になり、毎日1錠使う必要がある場合、飼主さんの金銭的負担が大きくなってしまいます。 
そこでこの薬は2倍程度の値段にしておこうということになるのです。 
点滴液の仕入れ値は170円。 
慢性腎不全の猫で、自宅で飼主さんが定期的に点滴をする場合がありますが、売値を3倍の500円にする? 
でも2日に1回点滴しないといけない場合、負担が大きくなるから、その場合は350円にしてあげようか? 
点滴するためには針やチューブなどの道具代も数百円かかるのだから・・・。 
獣医師は飼主さんの経済状況も十分考えないといけないので大変なのです。
獣医ハントム   
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